シミの種類と原因|自分のシミタイプを知ろう!

シミのイラスト

ひと言に「シミ」と言っても、そこにはいくつかの原因とシミの種類が存在します。

まずは、自分のシミがどの種類なのかを知ることが何よりも大事!

やみくもにケアを始めると、遠回りになる可能性もあります。 時間もお金も無駄にするのは嫌ですよね。

この記事では、自分のシミの種類(タイプ)を確認し、タイプ別に適切なケア方法をお伝えしていきます!

あなたのシミはどのタイプ?

シミは、大きく分けて4つに分類することができます。

①老人性色素斑 ②雀卵斑(そばかす)③炎症後色素沈着 ④肝斑 です。それぞれの特徴を見てみましょう。

  種類(タイプ)                     特徴
①老人性色素斑    直径数ミリ~数センチの様々な大きさの丸っぽい色素斑で、年齢を増すごとに濃く大きくはっきりしてきます。
②雀卵斑(そばかす)2~3㎜の小さな点状で、形は三角や四角っぽいものが多い。
③炎症後色素着赤っぽいものから黒い色まで様々な形状や色。
④肝斑左右対称にできるのが特徴。淡い褐色から暗めの褐色まで様々。

表の中に、自分の「シミ」に当てはまるものがありましたか? 中には、複数のシミタイプが混在している方もいるかと思います。

ここからはさらにタイプごとに深堀りしていきたいと思います

①老人性色素斑の原因とケア方法

老人性色素斑のイラスト
出典:イラストAC

シミで悩んでいる多くの人に当てはまるのが、この「老人性色素斑」です。

頬の大きく目立つ場所に現われて、自分以外の第三者からもはっきり認識されてしまうのがこのシミの特徴ですね。

老人性色素斑というネーミングの様に、見た目的にもとても老けた印象を与えてしまうシミになります。

  • 原因・・・紫外線によるメラニンの蓄積。加齢と共に濃くはっきりとしてきます。
  • ケア・・・日焼け止め製品を使って紫外線を徹底的に避け、1日室内で過ごす日も日焼け止めは忘れないようにしましょう。初期の薄いシミなら美白化粧品で薄くすることも可能ですが、紫外線が蓄積された濃いシミは美白化粧品だけで消すことは残念ながら、ほぼ不可能です。
    長年蓄積され濃くなった「老人性色素斑」には、レーザー治療が有効です。

レーザー治療は、皮膚科や美容サロンなどで施術することができます。

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ちなみに私の右頬にある大きなシミが、この「老人性色素斑」。
年々濃くなってる・・・ネーミングもほんと嫌い。老人性って・・・(笑)

雀卵斑(そばかす)の原因とケア方法

そばかすイラスト
出典:イラストAC

そばかすは白人の方に多いイメージがないですか? 

そばかすができやすい方の特徴として、フェオメラニンというメラニン色素が多い可能性があります。

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このフェオメラニンは色白の人に多い傾向で、欧米人の子どもにも多いですよね! 個人的にはお人形みたいでとてもキュートなイメージがあります♡

  • 原因・・・色白な方や遺伝的要素が強い。思春期に目立はじめて紫外線によって濃くなる傾向。
  • ケア・・・日焼け止め製品を使って紫外線を防ぎます。美白化粧品でそばかすを消すことは不可能ですが、濃くならないようにする為には効果的です。しかっりと消したいと考えているなら、レーザー治療が効果的です。

レーザー治療は、皮膚科や美容サロンなどで施術することができます。

③炎症後色素沈着の原因とケア方法

炎症後色素沈着イラスト
出典:イラストAC

年齢問わず現れる可能性があるのが、この炎症後色素沈着です。

炎症の状態によって大きさも様々なので、傷の状態の時に触って酷くならないように注意することも大切です。

  • 原因・・・キズやニキビ跡、虫刺されなどによって起こる炎症が治ったときにできるシミ。気になって触ると色素がどんどん沈着していく。
  • ケア・・・美白化粧品は有効です。洗顔などするとき過剰にこすったりしないように気をつける。炎症後色素沈着にはレーザーは当てないのが原則です!
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ニキビが出来やすい場所や、夏の虫さされ跡など意外と厄介なのがこのタイプのシミ。美白化粧品でていねいにケアすることが大事! 年齢を重ねると炎症跡が長期間に渡って残るから本当に注意してね!

④肝斑の原因とケア方法

肝斑イラスト
出典:イラストAC

左右対称にできるのが特徴の肝斑。頬いっぱいに濃く広がっている方もいますし、うっすらと広がってる方もいます。

大きさや濃さなど個人差がとても大きいですね。

  • 原因・・・ホルモンバランスがくずれたときにできやすく、紫外線の影響も受けやすい。妊娠中や更年期などホルモンに動きがあるときに濃くな傾向にあります。 
  • ケア・・・まずは日焼け止め製品を使ってしっかりと紫外線を防ぎます。普段から美白化粧品を使用しましょう!
    皮膚科などで内服薬を処方してもらったり、肝斑専用のレーザーをあててもらうこともできます。
sayo
sayo

肝斑はホルモンが関係している分、レーザー治療などをしたあとも新たに発症してしまうことも。ホルモンバランスを整えながら、美白化粧品でケアすることが大切! 更年期が落ち着く60代以降には自然に薄くなる人多いそうだよ。

まとめ

ひとことに「シミ」と言っても発症原因によって、シミの種類(タイプ)も様々です。 自分のシミがどのタイプなのか知ることによって、どう対処していけばいいのか分かりますよね! 

sayo
sayo

まずシミの種類をはっきりさせるためにも、美容皮膚科も入っている皮膚科を受診しよう。

自分の顔にどんなシミが混在しているのかを診てもらって、医学的に診断してもらうことがとても大事なことだよ!

一緒に、にっくきシミを撃退していこう~!

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